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CINEMA 4D講座に参加される方へ

こんにちは、講師の冨士です。
CINEMA 4Dの講習会に参加していただき、ありがとうございます。しかし、講習会に参加しても、ただそれだけで実力がつくわけではありません。講習会の成果をより充実させるために、この講習会の使い方に関して3点お伝えします。

1. 掲示板も活用する

どんな仕事であれ、実力というものは長い時間をかけて実務の中で育まれていくものです。それに対して講習会は、内容も時間も非常に限られています。

そこでこの講習会では、講習会に「テキスト」と「掲示板」を組み合わせて使うことを考えました。このテキストと掲示板は、講習会そのものと同じぐらい重要です。なぜなら、内容も時間も限られていないからです。

みなさんが実務を通して何か難しい問題にぶつかった時、テキストと掲示板を使ってそれを解決して下さい。テキストは全ての科目が公開されていますし、掲示板にはCINEMA 4Dの話題に限らず何でも質問できます。

この講習会に参加して、その日に何も成果が感じられなくても、それがテキストや掲示板を利用し始めるきっかけとなれば、それで十分だと思います。

2. 講座中に実務の悩みや相談を

上にも書いたように、講習会の内容と時間は限られています。時間の方はどうしようもありませんが、内容の方は多少調整が利きます。

つまり、講習会の科目や内容は事前に決まっていますが、みなさんが現在実務の中で抱えている問題を持ってきてくれれば、可能な範囲でその問題に取り組みます。

持ち込む問題は、もちろん受講内容に近ければ歓迎です。なぜなら、他の受講者もそれを参考にできるからです。しかし、受講内容と全く関係なくても構いません。

受講者は4人までに限定していますので、全員がバラバラな問題を持ってきてもなんとか対応できます。また、できないことは「できない」とはっきり言いますので、遠慮せず質問して下さい。

また、問題を持ち込む時はなるべく具体的な資料を持ってきて下さい。つまり、可能なら製作中のシーンファイルや画像、ムービー等を持ってきて下さい。また、製作以前の段階であるなら、スケッチや絵コンテ、参考写真等を持ってきて下さい。

こうすれば、講習会そのものの成果も格段に向上するはずです。

3. 信頼関係の構築

3点目は精神論になりますが、講習会の基本は信頼関係です。

講習会やテキストや掲示板がどんなに充実していても、「この先生に聞いてもムダだな」とか、「この学生に教えてもムダだな」と思ったら、それで終わりです。何の成果も得られません。逆に、信頼関係があれば、成果は後から自ずと付いてくるものです。

したがって私は、何よりも優先して信頼関係の構築に努めるつもりです。また、受講生のみなさんも、ただCINEMA 4Dの技術や情報を集めるだけではなく、講師や、他の受講生に対していい関係を築くよう努めて下さい。

人が直接集まる講習会は、本来信頼関係を築くのに適しています。インターネット上に存在するテキストや掲示板だけだと、なかなかうまくいきませんが、講習会を組み合わせることで、これらのリソースも活用されるだろうと考えています。

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