CINEMA 4Dでは、マテリアルマネージャを使ってマテリアルを作成し、管理します。マテリアルの基本的な操作方法は次の通りです。 図025-4
1. 新規マテリアルを作るには、マテリアルマネージャのメニューから「ファイル -> 新規マテリアル」を選択します。
また、空いている部分をダブルクリックして作ることもできます。
マテリアルのプレビューをダブルクリックすると、「マテリアル編集」ウインドウが開きます。マテリアル編集は古いインターフェイスですが、マテリアル専用に作られているので、素早く作業できます。
2. マテリアルの名前を変えたい場合は、名前をダブルクリックします。
また、マテリアル編集や属性マネージャで変更することもできます。
3. マテリアルを複製するには、「controlキー」を押しながらマテリアルをドラッグします。
また、普通にコピー&ペーストすることもできます。
4. マテリアルを消去したい場合は、「deleteキー」を押します。
シーンに使われていないマテリアルを消去したい場合は「ファンクション -> 未使用マテリアルを消去」を使います。
5. マテリアルをオブジェクトに適用するには、マテリアルをオブジェクトマネージャに表示されたオブジェクト名の上にドラッグ&ドロップします。
また、エディターのオブジェクトに直接ドラッグ&ドロップしても構いません。
6. オブジェクトに既にマテリアルが適用されている場合、マテリアルをテクスチャタグの上にドラッグ&ドロップすると、リンクが置き換えられます。
7. オブジェクトに適用されているテクスチャタグを選択すると、リンクされているマテリアルがオレンジ色の枠で囲まれます。
逆にマテリアルからリンクされているオブジェクトを調べたい場合は、マテリアル編集の「適用オブジェクト」ページを使います。
8. エディター上で、オブジェクトにはマテリアルのプレビューが表示されますが、これの解像度を上げたい場合や、アニメーションを反映させたい場合はマテリアル編集の「エディタ」ページを使います。
9. マテリアル編集のプレビューの大きさや表示を変えたい場合は、プレビューを右クリックします。
マテリアルをグループ分けしたい場合は、「レイヤ」機能を使います。
CINEMA 4Dのレイヤは、オブジェクトやマテリアル、タグ、キー等すべての機能を一元的に管理できますが、特にマテリアルはレイヤ以外に管理する方法がないのでよく使います。
図025-5
1. グループを作りたい場合は、まずマテリアルを選択し、マテリアルマネージャのメニューから「ファンクション -> 新規レイヤに追加」を選択します。
すると、マテリアルマネージャにタブが表示され、タブの左上とマテリアルの左上に同じ色が付きます。
あるタブを選択すると、そのレイヤに含まれているマテリアルだけが表示されます。
また、左端にある「全て」タブを選択すると全てのマテリアルが表示され、「レイヤなし」を選択すると、レイヤに含まれていないマテリアルが全て表示されます。
2. レイヤの名前を変えたい場合は、タブをダブルクリックします。
また、レイヤマネージャでレイヤ名をダブルクリックしても構いません。
3. 別のマテリアルグループを作りたい場合は、同じように「ファンクション -> 新規レイヤに追加」を選択します。
4. 新しく作ったマテリアルを既存のレイヤに含めたい場合は、「ファンクション -> レイヤに追加」を選択するか、マテリアルをタブにドラッグアンドドロップします。
また、マテリアルをレイヤマネージャのレイヤ名にドラッグ&ドロップしたり、レイヤ名をマテリアルにドラッグ&ドロップしてレイヤに含めることもできます。
また、あるレイヤを選択した状態で新規マテリアルを作ると、初めからそのレイヤに含まれます。
5. レイヤ名の左にあるカラーボタンをダブルクリックするとレイヤのカラーを変更できます。
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