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アニメーション基礎03: MoGraph

アニメーション基礎

レベル/ 対象者:中級/ MoGraphをある程度使える人
対象ソフトウエア、プラグイン:CINEMA 4D R14 Broadcast以上
冨士 俊雄/ gtofuji@gmail.com
章番号 題名 内容、及び関連する章やサンプルファイル 作成日/注記
203 3_MoGraph 2015.3.26

Step 1

MoGraphカラーシェーダー

  MoGraphのアニメーションについては、「MoGraph基礎」の講習会である程度説明しています。そこで、この章では、MoGraph基礎で説明しきれなかった機能について重点的に説明します。

MoGraphにはクローンのカラーをコントロールする機能があります。ただし、この「カラー」はカラーチャンネルのカラーであって、発光チャンネルや透過チャンネルのカラーではありません。
ところが、MoGraphカラーシェーダーを使うと、クローンのカラーを使って発光チャンネルや透過チャンネルのカラーを変えられるようになります。

ここでは、一番簡単な例として発光と透過チャンネルのカラーを変えますが、クローンのカラーを使って変異やアルファチャンネルなど特殊なチャンネルをコントロールすれば、非常に面白い表現ができるはずです。

図203-1a

説明ムービー

サンプルファイル

 

図203-1b

説明ムービー

 

 

Step 2

MoGraphマルチシェーダー

 MoGraphマルチシェーダーは、クローンに多数のテクスチャを貼るためのシェーダーです。

クローンにテクスチャを割り当てるためのルールとしては、「ランダム」と「順番」、「カラー」があります。

ランダムに貼る場合は、ランダムイフェクターを使ってクローンのカラーをランダムに変えます。
順番に貼る場合は、直接貼るか、ステップイフェクターを使ってクローンのカラーを順番に変えます。
カラーで貼る場合は、シェーダーイフェクターで写真等を使ってクローンのカラーを変えます。

順番は規則的なテクスチャを貼る場合、カラーはモザイクやコラージュのような絵画的な表現をする場合によく使われます。ただし、これはあくまでも例であって、工夫次第でもっといろんなことができるはずです。

ここでは、順番の例としてトランプを作ってみましょう。
まずマテリアルを作成し、マルチシェーダーにトランプのテクスチャ52枚を読み込みます。
次に、トランプオブジェクトを作成し、クローナーを使って13行4列に並べます。

さらに、トランプをまとめた状態を作成し、継承イフェクターでトランプを配るアニメーションを作ってみましょう。MoGraphを活用すると、このアニメーションをたった2個のキーフレームで表現できます。

図203-2a

説明ムービー

サンプルファイル

 

次に、ランダムイフェクターや簡易イフェクターを使ってテクスチャを差し替えるサンプルを作ります。
ここでは、数字のテクスチャを使いました。

図203-2b

説明ムービー

 

図203-2c

説明ムービー

 

 

Step 3

複数のMoGraphオブジェクトやイフェクタを重ねる

 MoGraphオブジェクト(クローナー等)はいくらでも重ねられます。また、MoGraphイフェクターもいくらでも重ねられます。簡単なシーンでも2〜3個、複雑なシーンの場合は10個程度重ねることもあります。

MoGraphオブジェクトを重ねるには、単に階層化します。この考え方は、スイープやデフォーマ等従来のCINEMA 4Dオブジェクトと同じです。

MoGraphイフェクタを重ねるには、MoGraphオブジェクトを選択した状態でイフェクタを生成します。この時、イフェクタをかける順番によって効果が変わるので注意してください。
また、MoGraphイフェクターの名前には、必ず「順番」、「適用オブジェクト」、「働き」等を追加してください。そのままだとすぐに判らなくなります。
また、イフェクタそのものはMoGraphオブジェクトで複製できないので、必ず階層の外に出すようにしてください。

図203-3

説明ムービー

サンプルファイル

 

 

Step 4

ディレイイフェクタで余韻をつける

 MoGraphイフェクターの中には、「他のイフェクターの働きにイフェクトをかける」という特殊な働きを持ったものもあります。それがディレイイフェクターです。
ディレイイフェクターは、他のイフェクターの効果に「遅れ」や「余韻」、「オーバーシュート」を追加します。ディレイイフェクターは一種の隠し味なので、あらゆるシーンで使えます。

ディレイイフェクターを使う時は特に順番に注意してください。ディレイイフェクターは、他のイフェクターにイフェクトをかける機能なので、他のイフェクターの後に置かないと働きません。

図203-4

説明ムービー

サンプルファイル

 

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